2013年06月09日

VFC HK MP5 ぶんかい!

グローブの紹介はちょっと中休み。

VFC HK MP5 ぶんかい!


VFC MP5ですが、元々が出来が良いものの
量産品としてコストも十分考慮して作られています。
このところグレードアップして答えているのがアフターマーケットパーツな訳で。

すでにうなぎの部屋には「MP5用」と記載のあるパーツの詰まった段ボールが既に何個か待機している状態で…
分解、メンテナンスは覚えていて損はないので、大したことはしていませんが分解します。

VFC HK MP5 ぶんかい!VFC HK MP5 ぶんかい!VFC HK MP5 ぶんかい!VFC HK MP5 ぶんかい!

まずは工具不要で分解できる、各3本のプッシュピンの取り外し。
ハンドガード、トリガーハウジングのテイクダウン/ピポッドピンですが、
指で押し込むだけで簡単に外せます。
個体によっては少し堅いのもありますので、その場合はポンチを使えば問題なし。

VFC HK MP5 ぶんかい!

ここまで分解すれば、リコイルスプリング、リコイルバッファー(形状はVFCオリジナル)
が取り出せ、ボルトキャリアにアクセスできます。

今回はボルトキャリアと、ハウジングの分解はしませんので、
レシーバー側の分解がメインとなります。

VFC HK MP5 ぶんかい!VFC HK MP5 ぶんかい!

順番は適当ですが、まずはマガジンキャッチレバー/マガジンキャッチの分解から。
レシーバーからプッシュピンの通るカラーを取り外すだけで、
マガジンキャッチレバーは取り出せます。

VFC HK MP5 ぶんかい!VFC HK MP5 ぶんかい!

続いてマガジンキャッチの分解。
ボタン側が六角イモネジで留まっていますので、
緩めてボタンを外すとそのままボタンアセンブリを分解することができます。
実はここ、実物とは細部が異なり、ネジではなくロールピンで固定されています。
結構VFCのHK製品はロールピン固定からネジ固定に変更されている箇所が多いです。
組み立て/分解をし易くするためか、コストの問題と思われます。

VFC HK MP5 ぶんかい!VFC HK MP5 ぶんかい!

リアサイトの分解ですが、プラスドライバ一本で取り外せます。
少し堅めなので、中途半端な工具で取り外す場合はネジをナメないよう注意します。
取り外すとサイトリングのテンション用に小さいベアリングとスプリング。
固定のネジがそのままサイトの左右のアジャストも兼ねていることから、
ネジの下にプレートと、スプリングワッシャが出てきますので、紛失しないようご注意を。
サイトを取り外したらレシーバ側にアジャストのネジがありますのでこちらも取り外します。

あ、ついでに画像でシリアルが見えていますが、
16000番台…そんなに作っているのがVFC MP5。
最初の頃に買ったやつはシリアル3桁だったはず…
結構作っているんだなー感慨にふけったり。

VFC HK MP5 ぶんかい!VFC HK MP5 ぶんかい!

コッキングハンドルと、ハンドルサポートの取り外しです。
ハンドルをいっぱいまでコックした状態で、ボルトストップ側に回転させます。
そうするとサポートチューブ側にある穴からピンが見えますので、
ポンチで小突くとそのままピンが抜けます。
こんなに簡単にとれて問題ないのかと思いますが、
ピン自体はテーパーピンのようです。
取り付ける際は上からピンを落とし込みますが、
チューブ内でピンが外れることはまずないので、こういった作りになっているのでしょう。
で、ここも実物はテーパーピン固定です。

VFC HK MP5 ぶんかい!

バレルアセンブリとフロントサイトの分解を。
サイトの分解は完全にVFCオリジナルなります。
まずはスリングスイベルの穴に適当なドライバやらポンチを使用して、
画像のように挿入します。

その際「ほうれ、ほうれ」と扇情的に口ずさみながら作業をしていただくと、
大変高揚感が出てプラシーポ的に調子が良くなります。

VFC HK MP5 ぶんかい!

リングを反時計回りに回していただくと、
普通のネジの様に緩みます。
あまり力強く回すとリングの塗装傷めますので、ゆっくりと や さ し く行います。

VFC HK MP5 ぶんかい!

取り外すとこんな感じです。

VFC HK MP5 ぶんかい! VFC HK MP5 ぶんかい!VFC HK MP5 ぶんかい!

スイベルを取り外したら、コッキングチューブエンドキャップを取り外します。
サイトの脇より開いている穴からピンを突っ込んでエンドキャップを引っ張ればそのまま取り出せます。

その際は先ほどと同じく、ストッパのピンを押し込む際に、
「ここがええんやろ? ん?」とささやきながら作業をすると
大変気分がエキサイティンッします。
実際行う際はご家族などの見ていないところで実施しましょう。
分解作業が講じて、家族会議まで発展してもうなぎは責任を持ちません。

VFC HK MP5 ぶんかい!VFC HK MP5 ぶんかい!

エンドキャップを取り外したら、中からキャップボルトが見えますので、
これを取り外します。
これでフロント側は終了。

VFC HK MP5 ぶんかい!VFC HK MP5 ぶんかい!VFC HK MP5 ぶんかい!

続いてバレル固定ネジの取り外しですが、
ここも実物はロールピン1本で固定されています。
取り外しは実際はピンを使用している穴に、
左右からイモネジで固定されていますので、
こちらを緩めます。

これですべての固定箇所を緩めましたので、
プラハンなどでフロントサイトを軽くたたくと…
VFC HK MP5 ぶんかい!

この通りフロントサイトごとバレルアセンブリが取り外せます。
もちろんバレルを取り外さなくとも、フロントサイトは取り外せますが、
単体で外そうとすると微妙に堅いので、
アセンブリごと抜いた方が幸せになります。

VFC HK MP5 ぶんかい!

バレルからさらにプラハンでサイトをたたき、フロントサイトバレルを分離させます。
外してみて分かりますが、
アウターバレル、材質はスチール製ですがコストの都合上2ピース構造になっています。
MP5はマズル側がフラッシュハイダーなどの取り付けのため、
通称3ラグと言われる形状になっています。
多分この形状を削り出すとコスト的に割が合わないので、
アウター本体は削り出し、マズルは鋳物と分けて作っていると考えれます。
まぁ、Nタイプになりますが、アフターマーケット製で削り1本ものありますので、
こちらも換えても良いでしょう。

VFC HK MP5 ぶんかい!VFC HK MP5 ぶんかい!VFC HK MP5 ぶんかい!>

インナーバレル、チャンバーの取り外しですが、
まずイモネジで固定しますマズル側を取り外し、
クリアランスを維持しているインナーに取り付けてあるOリングを取り外しましたら続いて、
チャンバーを固定しているイモネジを外します。
チャンバーはアウター内部でスプリングのテンションがかかっていますので、
外す際はチャンバーが飛び出さないように注意してください。

で…最後に一番の難関というか、めんどくさいというか。
レシーバー側に取り付けあるローディングチャンバーの取り外しですが…

VFC HK MP5 ぶんかい!

こんな感じです。
なんでめんどいかと言いますと。
まず堅い。
しかも個体によってはネジロックが結構塗布されていて、
さらに堅くなっているという鬼仕様。
まあ、そこは場所が場所だけに仕方ないのですが、
その場所のおかげで、使用できる工具が…
まずL型レンチ。
トルクがかけれる、短い方で回そうとすると、
マグウェルの下からレンチを通す必要があるのですが、
これが全然ダメ。
画像のように後ろから突っ込むとトルクが全然かけられないので、
そもそも緩められない…
仕方がないからうなぎのとった手段は画像の通り、
ドライバ型を使ってパワープレイ。
いわゆる力業。
これも思うようにトルクが掛けれずに苦労しました。

VFC HK MP5 ぶんかい!

結果、何とか取り外す。
先ほどのエキサイティンッ!
しないとやってられなかったのはほぼこいつの所為です。

このドライバがなければうなぎはホームセンターか工具屋に向かっていたでしょう…
本来であれば、サイズがサイズなので(1.5mm)
ロングのT型レンチか、ロングアダプタがあるビットでラチェットがあればすごく楽なんでしょうが。
しかもここ、強化パーツがあるので
カスタムしようとすると誰もが一度は通る道になる…かも。



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2018年…かぁ。
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Posted by うなぎ  at 03:55 │Comments(0)VFC HK MP5

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辞めたはずの趣味が悪魔の誘いにより再発。昔はヨーロッパ、WWⅡの火器の方が好きだったのに、WA M4の所為ですべてが狂う。GBB狂い。電動?メカボックスもバラせません。超個人的好みと私感でだらだら書きますのでよしなにお願いします。
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