うなぎ小屋

ようやく帰ってきた…
何か1年近くになろうかと言う勢いですがなんとか｡

そういうことで､無刻印ロアが帰還｡
手直しも完了したのでコレでようやくリリースできます｡
で､以前の物と画像を比べると殆ど見分けが付かないのですが…
手直しの箇所なのですが､もともと無刻印ロアですが､未処理の状態での出荷だったので､
各アッパーと組み合わせるとテイクダウン/ピポッドピンを使用した上たでの接合があまりにも硬すぎる個体があったため､
原因を確認｡全ての個体で起きている現象では無く､結構バラツキがあったため､
他のSTAGやR4､MPWは問題無く､同じジグ､加工､QC行っている関係上製造過程や製品そのものに問題があるわけでは無いので､
状況からアルマイト処理をしていない関係上､表面をブラスト処理後アルマイト前処理に行う洗浄を行っていたかったため､
ブラストの残りカスがピポッド/テイクダウンピンの穴の中に残り(目出判断出来るレベルでは無いと思いますが)､
寸法を狂わせていたのではないかと言うことで､追加でアルマイトをしている製品と同様､洗浄処理を行い､
念のためピポッド/テイクダウンピンの穴を磨いて､アッパーとの摺り合わせを確認してから出荷､となりました｡




そんな感じの無刻印ロアですが､こちらは普通のフルオート仕様｡
…うん､まぁ以前のものと比べても代わり映えしませんな｡




一応､ロアの形状はR4､MPW､STAG16と同じです｡
材質はSTAG16と同じく7075鍛造削り出しになります｡
…まぁ説明書(画像には無いですが)を見れば分かるのですが､
もともと無刻印ロアはSTAGタイプをベースに無刻印なわけですので…
で､MPWとR4はさらに6061になっていますが｡



で､無刻印ロアですが表面処理をどうするかで､未処理にするか､普通に他の製品と同じくブラックのハードアノダイズドをするか､クリアアルマイトにするかIRONさんと相談したのですが､
結局どうせユーザーが好きに刻印すること前提で､以前のgdgdコルトをうなぎのところとでミルスペック処理をした際に､
他のアルマイト済みの製品を再処理した際､再処理の方がシチメンドクサイことが分かったので､
結果以前と同じく未処理で行くことになりました｡
なので､そのまま外気にさらすと表面が腐食して白く曇ります｡




で､こちらがセミートオンリーのロアです｡
これもまぁ同じく見た目分からない手直しだけですので以前と変るわけもなく｡




ちなみに付属品はSTAGと同じくフィアリングピンブロックが付いておらず､
あとはセレクターやマグキャッチなどの細かい部品は付属している感じです｡
で､現時点ではセレクターは他の製品と同じく普通にフルオート用のものになりますが､
今後セミオート仕様のセレクターやトリガー､ハンマーなどの用意したいとIRONさんは言っていました｡
まぁARFロアを作るときにはショートスルーセレクターも…とも言っていたので､
トリガーとハンマーはどのタイプで行くのか…多分普通のミルスペックタイプでしょうけど｡



で､セミオートオンリーの民生型ロアで気になると言えばオートシア改造防止用のシアポケット｡
…残念ですが今回はフル仕様と同じ形状になりました｡
本当ならシアポケットも再現する予定だったのですが､
IRONさんから｢どのメーカのポケット形状にしましょうか｣と相談が｡
…たしかにメーカごとにシアポケットの形状が長かったり短かったり厚かったり薄かったりで､
無刻印で出すがてら､特定のメーカの物を再現するのは微妙に塩梅が…
ということで結局フル仕様と同じまんまになりました｡

そんな感じの無刻印ロアですが位置でも覚悟完了!ということで｡