2015年11月01日
E&L M4A1 ガスブロ まだ先が見えないその3
早速中身の確認とテイクダウンしたE&L M4ですがまずはロア周りから手を付けようかと。
一番特徴的なのは以前から画像で出回っていたものと同じで、
WAM4系で有りながらオリジナル構造のフィアリングピンブロックまわり。
このフィアリングピンブロック、見て分かると思いますが、
他のWAM4系とことなり、ブロックがロアから飛び出しておらず、
完全にロアの面一に合わさっています。
それと一緒にボルトストップの形状もかなりコンパクトに押えているため、
先日のように他社のアッパーを無加工で乗せて使用することが出来ます。
正直ココはかなり便利かと思いました。
しかしこれ、他のWAM4にも流用的内かなぁ。
IRONとかのブロック周りの外装でボルトストップとバルブノッカーはE&Lを使用する…みたいな物を作れば使用出来そうなんですが…
今度IRONさんに聞いてみよ。
あとは特段変化の無い内部周り。
いつも通りWAM4系なので実物のオートシアが入らないようにレシーバは実物より肉厚になっています。
で、バッファー周りって…なんかあとちょっとでリテーナがチューブを突き破りそうなんですが、これ。
まぁ多分頂いたレポータモデルと言っても制作スタッフが動作テストなら何やらで使っていたと思われるものなので、
取りあえずは気にしないことに。
では分解開始。
まずはチューブを外して、エンドプレートも取り外します。
チューブ自体は普通にインチピッチ、ミルスペックなので他のチューブに交換可能です。
で、エンドプレートはmk18と言うこともありCDQのレプになっています。
多分他のバリエーションは普通のエンドプレートだと思いますが。
リテーナやテイクダウンピン周りにも一緒に取り外します。
で、件のリテーナスプリングを触ってみると。
…めっさ堅い。
多分実物と同じくらいのテンションだわこれ。
多分そうなると先ほどのチューブのアレはスプリングが強すぎて、
尚且つチューブは実物で一般的な7075や6061の押し出し材を使っているわけでも無いと思いますので、
強度的な問題もあるのかな…
一応トイガンとしてはこんなテンション必要ないので、リテーナスプリングのテンションは抑えた方が良い旨をE&Lに提案。
あ…ピポッドピンの分解忘れた。
まぁ、イイか。
次にトリガーガードの分解。
一番気になるところとしては他のリプレイス品との互換があることですが…
手元にすぐ出せたKACのトリガーガードを使用。
うん、取付は問題無いかな?
KACの取付が出来れば大抵のメーカの物は大丈夫でしょう。
ただちょっと気になったのがあり、
トリガーガードのピンで画像だと上が手元にあった実物のピン(使い込んでるのでアレですが)で、下がE&L。
本当に微妙ですが少しE&Lの方が細い。
で、コレに合わせてロア側のピン穴も細いわけで…
上の実物のピンを使用しようとしたら、ガチ圧入せんとダメなくらいだったので諦めてKACのトリガーガードを付けた際はE&Lのピンを使用しました。
これまた見にくいですが受けから見たピンで左が実物、右がE&Lです。
たしかのガードのピンなんですが、結構実物でもサイズがまちまちで、
製造しているところのクリアランス管理の考え方の差だと思うのですが、
普通に気にせず使用出来るメーカが殆どなんですが、
たまに「は?」と思うほどのごん太ピンが付属しているところもあります。
E&Lに話を聞いたところピン穴のサイズは普通にM4ロアの寸法データから作成しているのでサイズ的に間違ってはいない筈…と言っていましたが、このうなぎが使おうとしたピンはPRIME、イノカツ、IRONなど各レシーバで使い回した無駄に歴戦の勇者であり、
ここらのロアでは特に不都合が無かったため、やはりE&Lの寸法が少し細い物を参考にしていると思われ、
ちょっと塩梅が良くなかったので修正可能であればほんの少しピンサイズを大きめにして欲しいと要望。
確かに圧入を前提ならこのサイズでも行けるとは思うのですが、大体のユーザさんはポンチとハンマーでトントントンが普通だと思いますので…
オートシアですが少し肉厚ですが、基本WAM4系と変らず。
特に何か言うことも無し。
続いてグリップ周りの分解を。
構造はIRONなどと同じく実物準拠でグリップの下部よりディテンデントピンでセレクターを維持しているタイプになります。
グリップスクリューはWA、PRIME、IRONのM4mmサイズでは無く多分イノカツと同じサイズかな?
ちょっと既にイノカツのロアを持っていないため確認できませんでしたが、
基本はインチでは無くミリネジを使用しています。
多分E&L M4は元々はイノカツを参考にしているところがあると言っていましたので、
それでネジもイノカツが使用していた物と一緒になっていると思われ。
グリップの互換ですが、マグプルのMIADグリップを使用して試す。
うん、特に問題無いな。
まぁMIADが使えるなら他のグリップも問題無いと思いますのでこれはこれで。
取りあえず今日もきりが良いところで終了。
ロア周りは次回で一応完了する予定です。
受注の話やなんとやら
IRON MWS F1 UDR-15 PTW版のお話。
いろいろ入ってきました の2 DD編2
いろいろ入ってきました の2 DD編1
いろいろ入ってきました の2
IRON 今月の新製品じゃなくて3
IRON MWS F1 UDR-15 PTW版のお話。
いろいろ入ってきました の2 DD編2
いろいろ入ってきました の2 DD編1
いろいろ入ってきました の2
IRON 今月の新製品じゃなくて3
バイパーも確かピンブロック回りは
オリジナルでしたね。
他社製アッパーを無加工で載せる
事が出来るのは有り難いです。
今の所VFC位ですからね無加工で
行けるのは。
ピンは致し方ない面が強いですね。
各社の基準がバラバラなのが普通
ですからね…。
次はアッパーですね。
レポートお待ちしてます。
もちっとロアの話が続いたりします。
だいたい諸悪の根源はレシーバですが…