2016年01月07日
静にしたいです。
中身はこんな感じでJPのサイレントキャプチャスプリングです。
リコイルスプリングとバッファーをガイドロッドで固定し、一体化して、
あのAR系特有のビヨヨーン音を無くそう、と言う製品です。
やはりアチラの本家ARを使用している連中も気になる人はいたんだな…と。
もちろんこの状態だとスプリングがそのまんまですので使える訳も無く、
さてどうした物がと思っていたら、ユーザさんの一人が「使ってますよ」と教えて貰い、
早速習ってうなぎも試すことにした訳で。
本体は付属品の他にライフルチューブ用にスペーサが付属しています。
あとはJPのこの製品自体レースガン系のスポーツ用途のため、
各重量のボルトに対応するため何種類かのスプリングがセットになっているモデルもありましたが、
本家のスプリングなぞ必要な訳も無く、単品のを入手。
構造的にはハンドガンとかのリコイルスプリングの方式に近い感じでしょうか。
それにAR系におけるバッファーを取り付けて居るだけですので、
あとは底の部分にダンパーを設けているのと、バッファー自体も分割型で間にダンパー代わりにOリングが入っています。
こんな感じで極力ビヨヨン音を抑えようと努力しているのが分かります。
それでは早速要らないスプリングの取り外しを。
取り外し自体はガイドロットにストッパのボルトが入っているだけなのでこのボルトを外すだけで分解できます。
ちなみにアチラの国には珍しくどうもネジはインチピッチでは無くミリピッチみたいで、
普通の3mmのヘキサゴンが使えました。
ネジ自体はM5っぽい?
で、外す。
…外す
は…外れん。
いや、こんな箇所で使用しているボルトなのでネジロックを使用して居ることは想定内でしたが、
それでも異常に堅すぎる。
試しに万力に固定して手動のインパクトレンチを使ってもダメ、
嫌な予感がしつつ、知人にエアインパクトを使っても全然回らず。
アカン。
どうなっているんだと付属の説明書を眺めてみると、ネジロックの仕様の記載が。
「ロックタイト263」と…
ちょっと機械系に詳しい諸氏ならもうおわかりかと思いますが、
うなぎももともとそちらをかじっていたので見た瞬間絶望しましたが、
要はこの品番263、「再分解を前提としていない永久固定用」なわけで…
ただ、手段は無い訳では無く、トーチバーナーとかでかなり炙れば緩む可能性あるのですが、
知人に「バーナー」あったっけ?と訪ねると
「最近使ってないからねーわ。」と回答。
…スプリング交換式にくせに263で固定かい。
その言葉、宣戦布告と判断する。
取りあえず悪戦苦闘の末に取り外し完了。
で、結局どうしたかと言いますと、旋盤に本体を固定して、ネジをドリルで吹き飛ばしました。
その後、傷ついたねじ穴をオーバーサイズでタッピングして完了。
もともとがM5のネジだったので(吹き飛ばしたので多分ですが)
M6サイズにタッピングしてこんな感じになりました。
…正直ココまでするなら、近所のホムセン行ってきてボンベ式のトーチ買ってきた方が早かったのでは?というのはナイショだ。
元のネジは吹き飛ばしてしまったため、別途M6のネジを用意して緩み防止用にはスプリングワッシャを使用することに。
まぁ、トイガン用途であればこれで十分緩むことは内から良いか。
あとの問題はスプリングをどうするかでと言うことですが、
コレを使用しました。
ストライクアームズのVFC MP5用リコイルスプリングです。
もともとこのスプリングが使えそうかなぁと思っていましたが、
件のユーザーさんからこのスプリングを使っている旨を教えて貰ったので、
早速習って、元々以前のMP5を弄ったときに予備を持っていたので使用することに。
で話を聞く限り、このストライクアームズのスプリング、ソフト、ノーマル、ハードと3種類あり、
(あとベリーハードもあるのか。)
ソフトが丁度良かったと聞いたので、取りあえず赤のペイントがしてあるソフトをチョイスしました。
そういうことでスプリングを取り付けて組立完了。
後は本体に取り付けるだけですが、
元のネジを吹き飛ばした手前、交換したネジの形状が変っているので大丈夫か確認しないと…
バッファーチューブに組込んだ状態はこんな感じです。
動作自体は問題無し、ただソフトスプリングだと元にリコイルスプリングと比べるとかなり柔らかい感じが…
取りあえずノーマルにしてみるとそれでもやはり柔らかい。
ハードはMP5に取り付けてそのままだったので試していませんが、
多分現時点でのうなぎのセッティングだとハードのが良かったかもしれません。
あとは構造上の問題でボルトのストローク量を調整するためチューブの底に挟むスペーサが使用出来ないため、
ボルトが完全にフルストロークになり、ちょっと動作がモッサリするかな…と。
ただ対応出来ない訳では無く、チューブ内にスペーサは配置できませんが、
ガイドロッドのダンパー前方に配置すれば問題無いので、
ガイドロッドとスプリングの径に合わせた貫通型スペーサを用意して
このスプリングユニットの内部に配置すればストローク量は調整できますのでそこまでたいした問題では無いかと。
今回の教訓、ものぐさせずにトーチを用意した方が多分楽だった。
受注の話やなんとやら
IRON MWS F1 UDR-15 PTW版のお話。
いろいろ入ってきました の2 DD編2
いろいろ入ってきました の2 DD編1
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IRON 今月の新製品じゃなくて3
IRON MWS F1 UDR-15 PTW版のお話。
いろいろ入ってきました の2 DD編2
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私もこちらのバッファを使用しています。
やはりネジが外れなかったので三角ヤスリでスプリングをカットして使っていますが、割といけてます。
やはりシャフトのネジは鬼門だったのですね…