うなぎ小屋

そういえば気になった最近のネタ物でこんなのが｡

ストライクのスイッチセレクター｡
…うん凄く､ネタ物臭が｡

いや…確かにアリといえばアリかもしれないが､
でもちょっと自己主張が激しすぎるセレクターのような気が｡

…まぁいいや｡




このそびえ立つセレクター以外は至って普通の構成で､
アンビと各利き手のみにレバーに切り替え可能で､
アクスルも90°と60°のショートスロー変換可能と
今のカスタムセレクターの流行を全部突いている｡


レバー以外は｡


あとは何時ものストライクらしくカラーも豊富でブラック､グレー､ブルー､レッドと
まぁいつも通りですな､これも｡

で､まぁこの実に個性的なセレクターもそうですが､一番衝撃的なことが一つ｡









パッケージが超豪華｡

なんだこの力の入れ様は｡
いつもならテキトーな箱か,テキトーな袋に入っているだけなのに
こんな綺麗な化粧箱に入っているストライクの製品なんて初めて見たぞ｡




中を開けるとこんな感じに｡
綺麗にスポンジで各部品が収まってやがる…
しかもレンチもきっちりと｡

何があったんだストライクの中で｡
箱がゴージャスになるのは良いことだけで､
何故にこのイロモノ全開のスイッチセレクターだけこんなに豪華になったんだ｡

いや､今後はこんな路線で行くのかもしれないけど､
一緒に頼んだ他の製品は何時もの袋だったし､
謎だ｡


で､まあ使用感を確認するため取りあえず取付をするべきなのですが､
今ある物を外すのが面倒い｡

いや､セミオンリーの個体は今のところ無いので､
セレクターまでアクセスするにはオートシアを外さんといかんのが特に億劫｡


あ､アレを使うか｡





ということで放置していたセミートロアを用意｡
…これ､以前の全部盛りのヤツやん､なのですが…
コイツ自体､残骸というか残りカスというか｡

パッと見て気がついた人もいるかと思いますが､

セミオートロアなのにフルオート刻印に｡


刻印を失敗してゴミになったなれの果てです｡







仕方ないので｢テスト君｣と名付けてお世話になることに｡





早速テスト君にスイッチセレクターを取付け｡
…ロアが未処のシルバー地のままとは言え､
ホントに自己主張激しいセレクターだな…




触った感じは､うんこれだけはっきりしていると操作感は悪くないよな｡
しかしふと気になったのは､
このレバー､レシーバのセレクターストップに干渉せんか?



仮組で分かりにくいかもしれませんが､
セレクターアクスルをディテンデントに位置に合わせると､
ちゃんとストッパを避けている構造に｡

…そりゃ普通の官給形状タイプロアに使えないと製品として成り立たないから当たり前か｡




で､レバーでなくカバーを付けるとこんな感じに｡
こっちは普通だな…｡


見た目としてはイロモノ全開､出来は普通に悪くないストライクのスイッチセレクター｡

いつもながら無難なところは無難なのに｡
イってしまっているところは最果ての彼方に行ってしまうストライクですが､
触ってみたら以外と良い感じなので､この見た目が気に入った人ならオススメかも｡


かも｡