2017年01月23日
MROマウントそれこれ
で、今回はレバーマウントで無いマウントの方でも、
最近の流行なのか、スコープマウント以外の物でも、
軽量化優先でQD、レバー方式を廃して単純なボルト留め方式で、しかもかなりガッツリと肉抜きしているモデルが色々なところから出ていますが、
その特徴としてはあまりマウントを作っていないところから出ているのが多いのかな?
大体のQDレバー方式は各社工夫を凝らし、パテントの塊ですし、
元々のマウント系を手がけていた会社以外だと手の出しにくいところがあったのかなと思いますが、
軽量化優先でQDレバーのない単純な構造であれば、他の削りだし系アクセサリを作っているところでも,作りやすいのか
今でマウントを出していなかったところからも出ているのが特徴ですか。


で、まずはGeisseleのマウント。
Geissele自体はスコープマウントも作っていますが、
それでも今まで作っていたメーカとくらべるとかなり後発だった記憶が…
WAM4が出たばかりの頃はまだ作っていなかったような。
種類は1/3Co-witnessとアブソリュート両方あり、
丁度画像で言うとDDC(デザート)が1/3Co-witnessでブラックがアブソリュートのサイズになります。
先行してほぼ同型状のT1/T2用マウントもリリースしていますので持っている人もいると思いますが。

固定方式は昔からスコープマウントで使われているナット固定方式。
これは軽量化と言うよりも高トルクでしっかりと固定出来る堅実性の方を重視している物になるのかなと。
Geisseleのマウントは全てこの方式ですし…
あと裏側に1/3Co-witnessはこんな感じに「1/3」と記載があるのでどのタイプのマウントか分かり易くなっていたりします。

もう一つは最近IRONさんの製品でネタが豊富なBADのマウント。
…たしかBADはこれがマウント作るの初めてなのかな?
見ての通りガッツし肉抜きして軽量化の限りを尽くしていますが、
同じタイプですとSLRのマウントも同じような構成です。
…画像をすっかり忘れましたが。
BADはサイズはアブソリュートのみのこの1種類だけ。
1/3Co-witnessオンリーなら良く聞くのですが、アブソリュートオンリーのマウントとは珍しい。
ところで1/3Co-witnessとアブソリュートってどっちが良いの?という話は現地のフォーラムでもよく見ますが、
各種レビューを見る限り、「好みで」で終わっているので、まぁそんなモンなんでしょう。
うなぎは1/3Co-witnessのが好みですが、FSPの先端がドットに合うアブソリュートが好き!って人もいるのでやはり人それぞれの好みなのかなぁと。

マウントの固定方式はボルト2本で締め付けるだけのクランプ方式。
ちなみにSLRのマウント同じ方式です。
で、固定方法も単純、部品点数も少ない、肉抜きしっかりとここまでして重い訳が無いじゃ無い。
現時点でパッと思いつく軽量化して今までマウントなんて作っていなかったところのはBADとSLRくらいになりますが、
今後コレが刺激になって別のメーカからもMROとは言わずにT1/T2系も含め増えてくるのかぁ…
そうだといいなぁと希望を述べる。

ということでIRONのBADのアッパーに乗っけてみる。
ううむぅ、やはりBARのマウントにはBADの本体が似合う…のかな。
ちなみに先日組んだMWSは箱から出すのが面倒だったので、アッパーだけ召還。
いつものものぐさうなぎです。

そんな感じでMROとそのマウント、MRO自体価格的にはT2はもとよりT1と比べても安く、
マウントもこんな感じでよりどりみどりなので、選択肢としては悪くないと思います。
ただ、ちょっと気になるのは話で耳にする、ドットが点灯しなくなるというトラブルを聞くのですが、
取りあえずうなぎの今まで触った個体ではその症状は出ていないかったり。
あとは本家のお肉の国のフォーラムや記事やら見て見ましたが、そこまで騒がれていない?
もちろんMRO特有のレンズにゴーストの映り込みが酷いと文句を言っている人とかはよく見かけるのですが、
MROの仕様上の物で合う合わないがあるので致し方ないのですが、
似たような「故障」と呼べる報告の記事は一応いくつか見かける程度なので、特に既知事例ような報告は無いと考えて良いのかな?
ただ故障報告している人のレビューを見るとかなり初期のシリアル番号だったりするので、
良くある初期ロットでの不具合なのかなと推測したり。
ただ、全ての情報をサンプリングしている訳でも無く、本家から何かアナウンスしている訳でもないのであくまでもうなぎの推測になりますが…
まぁ後から「ごめん、不具合あったわ。」と報告する場合や、素知らぬ顔で改良して、
問題があった個体でも通常故障として処理してしまう場合もあるのでコレばかり何とも言えませんが。
取りあえず初期のシリアル番号10000番台以下くらいの個体は注視した方が良いかもしれません。
ちなみに最新は既に50000~60000番台くらいまでいっているようです。
ただこれも確実で無いので「そうなのかー」程度に思って頂ければ。
…そう考えるとスゲー売れてるんだなぁMRO。
そんな感じでMROはいいぞ、ということで。
受注の話やなんとやら
IRON MWS F1 UDR-15 PTW版のお話。
いろいろ入ってきました の2 DD編2
いろいろ入ってきました の2 DD編1
いろいろ入ってきました の2
IRON 今月の新製品じゃなくて3
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