2013年08月24日
Zeiss Z51

が、出るわけでも無く
帆布っぽいポーチが一つ。

中身はツィアス製 Z51スターライトスコープです。
はい、仰々しい箱の中身はこれだけです。

このZ51ですが、ドイツ軍の払い下げと思われますが、
G3からG36の切り替えてのタイミングで順次放出されたと思われます。
うなぎ、詳しく調べてません。

ボディにはシリアル番号と製造年が記載されていますが、
この個体は擦れてよく見えません。
だいたい70~80年代の物だと思われます。
30年選手…もしかしたらうなぎより年上かも…
稼働は単2電池2本なので、旧東側のスターライトスコープより扱い易いです。

スイッチ周りの確認。
上から
・リティクルの光度調整
・電源スイッチ&光度調整+光度フィルター
・距離調整
となっています。

リティクルのサイティングは上部と右側に付いているキャップを外すと調整できます。

カバーを外すと実にナイトビジョンらしいご尊顔を拝見できます。
素薔薇しい。

接眼部はこんな感じで閉じていて目当てて押し込むと開くようになっていて、
変なところで凝っているのが分かります。
しかしよく見るとどうもラバー部分だけ新品に交換しているよう感じまします。
どう考えても30年選手のゴム製品には見えません。
販売店の方で交換しているような記載は無かったので、
わざわざ放出するときに交換して出している?
マメだなドイツ人…

取り寄せたのは良いのですが、ちょっと困ったことがありまして。
取り付けのマウントです。
もともとHKのG3などに搭載することを前提なので、
あのSTANAGのクローマウントを使用するのですが、
見ての通り、これクイックリリース式になっています。
カタログを見ると、
クローマウントの上にクイックリリースアタッチメントを介してこのZ51を取り付けるようで…

おい…
マウント側に付けるアタッチメントが無いぞコノヤロー。
これ、本体のみで取り寄せていますので、
クローマウントはSTANAG規格であれば、HK純正、社外品でも問題ありませんが、
専用アタッチメントが無いとどうにもならん。
ただ、アタッチメントを外してクイックリリースを諦めれば、
直接クローマウントに取り付けは出来ますので、
使用できないことは無いのですが…
なんか腹立つ。
もともとこのクイックリリース、
HK用のクローマウントと
MG3のラフェッテマウント
PzF44パンツァーファースト2マウント
のセットで、
オプションでFALのマウントあったような…
まぁ、無いものは仕方ないとして、
そのままマウント直付けも癪だし
ちょっと考えます。