うなぎ小屋

久しぶりのVFC MP5Kですが､
久しぶりの登場です｡
大事なことなのでry

何でまたこのタイミングに…ですが､
先日色々いじっているMP5軍団の一部を購入された方より
MP5KでPDWのコンプリート見たいの出さないの?
と相談されまして…
VFCはまだPDWの出る気配はないし､
現状のMP5KでPDW化する場合のネックがNタイプアウターなんですが､
どこも出さないよなぁ｡

まぁ取りあえず出来る範囲でと言うことで｡



そういうことでパーツを揃えました｡
フォアグリップとハウジングはHK純正で､
ストックは社外のお肉の国製Choate製PDWタイプストックを用意しました｡
HK純正が手元に無かったのと､MP5をいじる際価格を押し上げているのストックでして…
社外ストックは純正の半額なのでまだマシ｡です｡
えぇマシですとも｡



フォアグリップですが以前のMP5Kの記事の時も比べましたが､
VFC製そのものは良く再現していますが､
モノホンと比べるとやはり差が出ます｡
ちなみに左側がVFC純正で左がHK製です｡



ハウジングはレシーバの全長が短くなっているMP5Kシリーズ専用です｡
で､よくよく気が付いたことが一つ｡



ハウジング内部に剛性を維持するためスチールインサートがモノホンには入っています｡
以前にも話しましたがこんな感じで刻印が打刻してあります｡(無いのもあります｡)
で､コレをよく見ると…
シリアルを画像処理で消していますが
62-XXXXXXとなっているのが分かります｡
この｢62｣はMP5の製品番号です｡
…分かった人はすぐ分かったと思いますが､
MP5Kの製品番号は｢64｣です｡

つまり…



後ろを見るとこうです｡
これで分かると思いますが､
MP5Kの専用ハウジングでは無く､
MP5のハウジングの後ろをぶった切ってMP5K用に使っているというわけです｡



早速トリガーボックスをハウジングに移植｡
動作確認のためトリップレバーを操作しながら､
セレクターポジションを確認する…
あれ､フルオートにならない｡
｢F｣ポジションにセレクターを合わせて､
ハンマーを起こし､トリガーを引いたままトリップレバーを押すと
フルオートの場合そのままハンマーが落ちますが､
落ちない｡
…セミオートの挙動になってる｡

トリガーボックス内はフルノーマルなので､
原因はこの旧タイプのセレクターと思い､
純正のアンビタイプセレクターの戻して､
動作を確認｡
…ちゃんとフルオートになる｡

原因はセレクターなのですが､
軸の形状はそこまで純正と変わらないし､
そもそも合わせて加工するにはかなり難儀するのは確実｡
…一寸考える｡

!?
物は試しに以前別の機種で使用した
スチールトリガーを使用してみることを試みてみる｡

結果…
成功｡



問題無く旧SEFセレクターでセミ､フル動くようになりました｡
そこで疑問に思ったのが､以前の記事でMP5にSEFハウジングにした際､
特にトリガーを変えずに問題無く動いていました｡
トリガー自体は以前交換した機種のモノとこのMP5Kのモノと比べましたが､
特に差違はなし｡
と､なると原因はシアかハンマーだと思われますが､
仕様変更したかどうか確認するためまたバラすのが面倒で比べていません｡
状況から新しい個体で出る症状なので､
同じくSEFタイプセレクターを使用するSOC製の製品を新しい個体のMP5で使用する場合は
注意が必要かもしれません｡




まぁ一番の難問はChoateのすとっくでして…
1年ほど前に紹介しましたが､
HK純正であれば無加工で問題無く取り付けられるのですが､
このChoateのストック､一筋縄ではいきません｡
画像だと分かり難いですが､ストック側のプッシュピン固定側のハウジングが
レシーバの収めるスペースよりもデカくてそもそもこのままだと装着できません｡
事前情報から加工が必要なことは分かっていましたが…
難儀だなぁ｡



ということで､干渉するハウジングの箇所をレシーバーに合わせて削り落としました｡
リューターで大体30分ほどごりごり…
この箇所はバッファーが有るモノの､
普段は本物の9mmのリコイルをモロに受ける箇所なので
かなり頑丈なスチールです｡
うん､スゲー時間が掛かりましたわ｡



苦労した甲斐もあって､
ぴったり問題無く取付が完了しました｡

リューターでは無く､グラインダーかエアインパクトのベルトサンダーが有ればもっと楽なんでしょうが…



これで完成しましたPDWではなく､MP5Kにストックを付けただけの
なんちゃってPDWですが､ストックがある分印象は全然違います｡



うーん本当ならアウターを何とかしたいのですが､
AngryGun当たりからアウターで無いのかなぁ｡
アウターがあればPDW以外にもMP5K-Nとかにも出来るのに…

香港のカスタムショップのGWS customが一時期MP5KをベースにPDWを出していましたが､
このアウターバレルだけ単品で売ってくれないかなぁと思ったり｡

と､いうことで注文でも無いのにホイホイかまわず作ってしまったこれ｡
手持ちのMP5Kが1つあったので作っただけなので､
1個だけになります｡
VFCからPDWが出れば色々やりたいのですが､
多分MP5K自体は注文が無ければ自発的にオーダーはしないと思いますので､
1個売り切りと言うことで…

最後に別の方からWEと比べるとどうですか?
と訪ねられましたが､うなぎWEは持っていないので分かりません｡
だってパッケージに版権回避で漢字で｢アパッチ｣と書いている時点で…
何がアパッチやねん｡ちゃんとAH64のイラストもありやがるし｡
取り寄せるつもりは無いので､
取りあえず実機を見に近所のショップへ行きました｡
結果｡
出来は全然VFCのが良かったです｡
リコイルはWEのが強いですが､動作性はVFCも問題ありませんので､
あえて値段も大して安くないWEを選択する理由はないです｡
それでもWEを選択する人は勇者です｡

タグ ：VFCHK MP5ガスブロ

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