2014年09月21日
VFC MP5 GBB BT製ボックスを組み立て。

早速ハウジングからセレクターを取り外して、
ボックスアセンブリをハウジングから引き抜きます。
以前散々と組み立てたり、バラしたりしてますのでもう慣れた物。

で、一通り分解は完了して早速組込みに…
と、その前にストライカーとバルブノッカーを先に組み立てないと。
が、案の定トラブルが。

まず見てもらいたいのがこれ。
ストライカーなのですが、左がBlackTalon製で右が今まで組込んでいたTSC製です。
BlackTalonのボックスはVFC純正と異なり、モノホン同様1ピース構造なので、
専用のストライカーとともにバルブノッカーが付属します。
で、このストライカーがくせ者でして…
ストライカーの下にあるディテンデントピンとスプリングは
ノッカーにテンションを掛ける物なのですが、
コレをストライカーの穴に挿入して使用します。

まずはTSCのストライカーですがこんな感じに、
ピンの頭が出て、ノッカーにテンションが掛かる仕組みです。

で、問題のBlackTalonの方…
ヲイ、全部入ってしまいました。
どないせいっちゅーねん。
どうもストライカー側のピンとスプリングが入る穴が深いのは確定的に明らかで、
試しに適当に3x3のイモネジを2つ使って穴埋めしたところ、
通常のテンションより少し強かったのでだいたい4~5mmほど深い模様。
念のためスプリングの取り違えも考えて、
他の個体のピンもバラして使用してみましたが同じでした。
アカーン。
まぁ、イモネジプレイで使えないことは無いのですが、
念のためストライクアームズさんに連絡。
この症状出ているのはどうもうなぎだけらしい…orz
念のため深さ調整用のピンを追加で作ってくれると言うことになりましたので、
この撮影後一旦返送しています…
やったね!
また分解、組み立てが出来るよ!
……
…
むかしむかし穴を掘って、それを埋め直すと言うのを繰り返す拷問があったそうな…


取りあえず目から汗が出ているのは良いとして他の箇所の組み立てを…
人はそれを涙目と言いますが。
まずはセレクターキャッチスプリングの取り付け。
ボックス下からスプリングにテンションを掛けながら挿入します。
ここは慣れないと面倒いです。



この後セレクターキャッチを取り付けます。
ココも取り付けに注意がありまして…

アップで見ると分かると思いますが、
スプリングをキャッチのツメに引っかける必要があります。

こんな感じに。
慣れないと非常に面倒ですが、
マイナスドライバーでスプリングを引っ張りながらキャッチのツメに引っかける感じで
キャッチをボックスに取り付ければ完了。
コツを覚えればどうと言うことは無いのですが、
慣れるまでが…いや、ホントに。

続いてトリガーとシアの取り付けになります。

BlackTalonのボックスですが、一工夫がしてあり、
トリガースプリングが引っかかる溝を追加してありました。

こんな感じに。
コレは非常に好感触。


後の組み立ては特に特筆する点も無いので駆け足で。
トリップレバーを用意してハンマーを組み立てます。

ほいっと。

最後にシアローラー/スプリングを組込んで終了。


コレにてトリガーボックスの組み立ては完了です。
内部部品もTSC、BlackTalon、PRECISIONなど鉄パーツにしていますので、
コレにてハウジング周りは全鉄となりました。

まぁ、そんな感じで完成ししたが、
組込んでしまうと全く見えない箇所になります。
で、Webを見るとフィーリングが良くなる云々とありますが、
正直よく分からん。
ただボックスを組み立てる前からそれ以外は既に全部鉄になっていましたので、
ほぼ形状は純正と同じで亜鉛から鉄になっただけでどうもこうの無いかと。
しかし一部を除いて目立ったトラブルも無く、
ココまでサードパーティーのパーツで固めて、
ほぼ調整無しで普通に動くのですから十分及第点かと。
総括としては、このトリガーボックススが正直純正でも十分だったりしますので、
どうしても亜鉛はヤダと言う人のための超自己満足パーツかなぁと。
ボックスを買うなら周りも全部鉄にした方がオススメです。
でないと全く意味ないです。